Aさんの送別昼食会とー「刻字」ー

■2003/09/19 (金) Aさんの送別昼食会とー「刻字」ー

 先日、私が所属するスポーツクラブの同じ会員Aさんご夫妻を囲んでのお別れ昼食会が開催されました。

 Aさんは、73~74歳位になるのでしょうか?70年間ほとんど病気らしい病気をしたことの無い健康体だったそうですが、退職の4ヶ月後に、突然!ALSという進行性神経性難病にとりつかれ、現代医学をもってしても発症原因不明、対策療法ほとんど無し、そして平均生存年数3~4年の宣告を受けたそうです。
 プールでの運動が良いとのことでスポーツクラブへ入会されて、毎日のように来られておったのですが、最近、足が不自由になり、プールサイドでの歩行がままならずについに退会されたのです。

 この昼食会の丁度一月ぐらい前になりましょうか・・・

 Aさんが退職後に、趣味として「刻字」を始められましたが、その作品を一緒に過ごしたクラブの会員(ゆうゆうクラブ=シニア)で興味のある方に引き取って頂ければとの申し出に、クラブの仲間が主催してAさんの「刻字」の展示会と作品の引き渡しの会が開催されました。
 「刻字」とは、特殊な書体で板に字を彫って作品に仕上げるものですが、この書体(篆刻字林というそうですが)がとても面白い!
 私が頂いた作品は「遊神」と木目の板地に彫って、その字に白の顔料を塗ったものですが、「遊」の漢字が本当に遊んでいるかのように踊っております。
 Aさんの作品で一番多かった作り方は、縦または横長の板の全面に緑を塗り、字を浮き彫りにして金箔を塗って仕上げたものです。私はその作品の下記の句の作品も頂戴して参りました。
  
  世事雲千変
  浮上夢一場

 定年退職後の素人の趣味の作品とは思えない素晴らしい作品ばかりでした。 今回の昼食会は、クラブの会員の皆んながAさんの素晴らしい作品を頂いたとのことへの御礼と送別の会だったのです。

 当日配られたワードで作成されたご挨拶文の中に、「毎日徐々に進行が続いておりますが、『一病息災』と毎日が楽しくなるよう努力しながら送っております。まだまだ大丈夫です。ただ残念なのは足・喉が不自由なため皆様と共に談笑の場へ出向くことが出来ず非常に残念です」と記載されておりました。

 私もAさんの作品を毎日眺めては、ご回復を心からお祈り申し上げております。

 「刻字」見本→  
      http://www.city.koga.ibaraki.jp/tenkoku/yasuda/kokuji.htm

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